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音楽好きで好奇心旺盛ペンギン。
ここでは音楽を語り、
A Penguin Talking Out では
好奇心の趣くまま綴っています―

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Yo-Yo Ma & Bobby McFerrin - Hush
Hush

Hush

  • アーティスト: Yo-Yo Ma & Bobby McFerrin
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1992/1/28
  • メディア: CD
この音楽紹介サイトでは初のクラシックアルバムの紹介です。
Bobby McFerrin は Jazz 系で扱われることが多いのですが、
このアルバムは Jazz 色はほとんどないので、
ワールド系なども含むクラシックの範疇として考慮しました。
とはいえ、初めて紹介するクラシック作品にするには、
とても相応しいとは言えないほど型破りなアルバムです。

前回紹介したアルバムで Chick Corea と組んだ Bobby McFerrin が、
クラシック界の有名チェリスト Yo-Yo Ma とのコラボレーションで、
ワールド系のオリジナル曲やクラシックの小品を収録したのがこの作品。
Yo-Yo Ma といえば、以前紹介した Claude Bolling の作品に参加するなど、
アカデミックなクラシックの世界のみならず、
あらゆる音楽にフレキシブルな姿勢を持つアーティスト。
その彼が、無国籍的音楽を追求する Bobby McFerrin と共演し、
この 2 人にか成しえない独特の音楽世界を生み出しています。
前回紹介した Bobby の Play は Jazz がベースなので、
Hush の音楽世界はかなり趣を異にしますが、
根底にある「音楽で遊ぶ」精神は共通していることに注目です。

アルバムは、クラシック 7 曲、Bobby McFerrin のオリジナル 5 曲、
トラディショナル 1 曲という構成。
クラシック曲は、バリエール、バッハ、ビバルディ、
リムスキー=コルサコフ、ラフマニノフと幅広い選曲に加え、
オリジナル曲も中世的なものから中近東的なものまで、
圧倒的な音楽の幅をもちながらも、
統一感のある音楽世界を築いているのがスゴイ。
シリアスな面を強調した曲と、楽しさを追求した曲が混在するのも、
このアルバムの特徴です。
2 人という最小編成ながらも、
オーバーダブを駆使したバリエーションに富んだ編曲で、
声のもつ限りない可能性を披露します。

聴きモノは、Play の Autumn Leaves にも通じる
7 曲目のバッハのアンナマグダレーナのための小品集のミュゼット。
冒頭で Jimi Hendrix の Purple Haze を歌いだすボケをかましたり、
オペラ歌手のように歌ったり、トランペットのような音色を出したり、
とにかく遊びまくる。
もちろん Yo-Yo Ma もノリノリに呼応して遊びに興じます。
同様に楽しいのが、リムスキー=コルサコフのくまん蜂の飛行(3 曲目)。
あの速いパッセージをユニゾンできっちり決めます。
アルバムタイトルの元になった Hush Little Baby (5 曲目)も、
リラックスしたムードの雰囲気がとても楽しく仕上がってます。

一方、ビバルディのアンダンテ(2 曲目)、バッハの G線上のアリア(12 曲目)などでは、
神聖でシリアスな雰囲気を繊細な演奏で創り出しています。
10 曲目のバッハ/グノーのアヴェマリアでは、
普通ならボーカルが主旋律をとるところなのに、
チェロで主旋律を、ボーカルでアルペジオを奏でます。
そのアルペジオを正確に歌う Bobby の技術には舌を巻きます。

個性的なアーティスト Bobby McFerrin の中でも、
最も個性的なアルバムと言っても過言ではない作品です。


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テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

Classical Album | 15:23:08 | Trackback(1) | Comments(0)

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