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Penguinland

Author:Penguinland
音楽好きで好奇心旺盛ペンギン。
ここでは音楽を語り、
A Penguin Talking Out では
好奇心の趣くまま綴っています―

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Airplay - Airplay
ロマンティック

ロマンティック

  • アーティスト: エアプレイ
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 4/21/1995
  • メディア: CD
またも「AOR の名盤」の紹介です。
ただし今回は知る人ぞ知る「名盤」で、
あまり一般には知られているアルバムではないかもしれません。

その名も Airplay。 Air Supply の間違いではありません。
出したアルバムは後にも先にもこのアルバムのみ。
といっても単なる一発屋ではありません。
これは、超一流ミュージシャン兼プロデューサーのユニット。
「Christopher Cross」でゲスト参加した Jay Graydonと、
当時すでに売れっ子プロデューサーだった David Foster、
この 2 人が核となって、ボーカルには、
Tommy Funderburk、Tom Kelly などを迎えています。
Jay Graydon、David Foster、Tom Kelly というと、
Manhattan Transfer、Al Jarreau、Hall & Oates、
Chicago、Earth Wind & Fire、Natalie Cole、
Whitney Houston、Madonna、Cyndi Lauper などなど、
70 年代後半から 80 年代のアーティストのアルバムで、
作曲、プロデュースをしてヒットをとばしまくりました。
また、数多くのグラミー賞も受賞しています。
そういう背景もあって、
Airplay はミュージシャンが特に好む傾向があります。

暴言を承知で悪い言い方をすれば、
Airplay は TOTO の「なりそこない」と言っていいでしょう。
曲調やサウンドが思いっきり 「TOTO」 です。
おまけに演奏までも「TOTO」過ぎる、と思いきや、
実は、多くの曲で TOTO のメンバーが参加してたりします。
それはともあれ、なぜ「なりそこない」かというと、
TOTO はデビューアルバムが大ヒットしたのに対して、
Airplay は商業的には成功しなかったからです。

当時としては旬だった TOTO のスタイルを継承しながら、
なぜヒットしなかったのでしょう?
それは全体的に凝りすぎで、曲が複雑になり、
一般大衆ウケするラインを超えてしまっていたからです。
TOTO も凝ったアレンジが魅力ではありますが、
絶妙なバランスでシンプルでわかりやすい点が、
大ヒットにつながったわけです。
これは、本人達も認めるところのようで、
Jay Graydon もこのユニットを通して、
「音楽ビジネスにおいて何をするべきか、またしないべきかを学んだ」
と語っています。

さて、アルバム内容ですが、
聴き応えあるナンバーであることはもちろん、
曲作りにおいて研究のしがいがあるナンバーが並びます。
Manhattan Transfer が取り上げた Nothin' You Can Do About It、
Earth Wind & Fire の大ヒット曲 After The Love Is Gone
Boston と TOTO を組み合わせたような Stranded、
日本でシングルカットされた She Waits For Me あたりが、
このアルバムの聴きどころでしょうか。

ちなみに今販売されている CD では、
ライナーノーツに、彼らのロングインタビューが掲載され、
音楽制作者にとっては、中々勉強になる内容になってます。
音楽業界で商業的に成功したい人にとっては、
作曲の研究材料として、反面教師としてなど、
あらゆる意味で聴き込む価値があるアルバムです。
ただしアレンジの元ネタとしては、
日本では使い尽くされた感があるので、注意しましょう(笑)
試聴は、トップのリンクではできないので、HMV でお願いします。

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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

Rock&Pop Albums | 15:57:52 | Trackback(0) | Comments(2)
J. D. Souther - You're Only Lonely
You're Only Lonely

You're Only Lonely

  • アーティスト: J. D. Souther
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 8/20/1990
  • メディア: CD

アメリカ西海岸で生まれる音楽を俗に「ウエストコースト」と呼びますが、
ロックにせよジャズにせよ、ミュージシャン同士の交流が盛んなのも、
「ウエストコースト」の特徴です。
その中には、ゲストミュージシャンとしてあっちこっちに顔を出す人もいます。
Doobie Brothers の Michael McDonald や、
今回紹介する J. D. Souther などは、
自身が生んだリーダー作より、
ゲストミュージシャンぶりの方が有名だったりします。

その J. D. Souther (John David Souther)は、
前回紹介した「Christopher Cross」でバックボーカル、
その前に紹介した 「Nicolette」 でも曲を提供しています。
そしてなんといっても、Eagles との活躍が注目です。
J. D. Souther は 「6人目の Eagles」の異名をとるほど、
Eagles の音楽に貢献したアーティストで、
Don Henly や Glenn Frey と書いた曲も少なくありません。
大ヒットした Best of My Love (邦題:我が愛の至上)、
Hotel California に収録の New Kid in Town、
個人的に好きなギターリフが渋い Victim of Love などで、
作曲者名に名を連ねています。

さて、今作はその影の実力者 J. D. Souther の 3 作目。
タイトル曲がヒットしたこともあり、彼の代表作となりました。
さらに、彼のソングライティングの実力に加え、
彼の甘い歌声も手伝って、AOR の名作とも呼ばれます。
ちなみに今、誰が歌っているかはちょっとわからないのですが、
三菱自動車のアウトランダーの TVCM で、
タイトル曲のカバーバージョンがかかってますね。
QUEEN ばかりではなく、こういう曲ももっと使って欲しいですね。

さて、タイトル曲以外でもいい曲がそろっています。
Nicolette Larson のデビュー作に提供したのを自身でカバーした Last in Love、
同様に Linda Ronstadt に提供した自身カバー White Rhythm and Blues など、
バラード系の良曲が目立ちますね。
ちょっと、甘美すぎるきらいはありますが・・・。
それでも、Eables 的なカントリーロックから、
ストレートなロック、R&B 調の曲など、多彩なタイプの曲が並び、
アルバムのバランスはとても良くできています。
Eagles + R&B テーストといった感じでしょうか。
Glenn Frey との共作もいくつかあるので、Eagles ファンは必聴です。

アルバム全体的には、
「なんだか懐かしい」「たそがれ」といった雰囲気が漂っていて、
なんだか、古き良き洋楽という感じです。
懐かしい気分に浸りたいとき、ふと聴きたくなるアルバムです。



テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

Rock&Pop Albums | 01:00:13 | Trackback(0) | Comments(4)
Christopher Cross - Christopher Cross
Christopher Cross

Christopher Cross

  • アーティスト: Christopher Cross
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 10/25/1990
  • メディア: CD
前回紹介した Nicolette Larson を初めて知ったのは、
この Christopher Cross (公式ウェブサイト)のデビューアルバムでした。
1 曲目「Say You'll Be Mine」の 2 コーラス目で、
とっても爽やかで魅力的な歌声を聴かせてくれます。
明るい曲調と、Christopher Cross の透き通るような声にもマッチして、
聴いてて楽しいデュエットになっています。

このアルバムは、アダルトコンテンポラリーの名盤として有名で、
グラミー賞史上でも主要 4 部門を制覇したことで知られています。
主要 4 部門を制覇したのは、このアルバムのみらしく、
いまだその記録は破られていないらしいです。
内容もその栄誉を受けるだけの完成度の高さを誇っています。

グラミー賞談義はこちらに譲るとして、
参加ミュージシャンが、前回の Nicolette Larson と同様に超豪華なのに注目です。
Steely Dan との活動でも知られているプロデューサーの Michael Omartian を筆頭に、
Nicolette Larson、Valerie Carter、Michael McDonald、
J. D. Souther、Larry Carlton、Jay Graydon、
そしてこのアルバムで Christopher Cross とともに世に出てきた Eric Johnson など。
名前を見てわかるように、このアルバムはギターソロが素晴らしいのです。
元々テキサスでハードロックバンドをやっていた Christopher Cross が 2 曲、
Larry Carlton が 2 曲、Jay Graydon が 2 曲、Eric Johnson が 1曲、
それぞれ印象に残る素晴らしいソロを披露し競演しています。
アルバム全体がキーボードサウンドが中心ということもあって、
ギター系の本や雑誌ではほとんど紹介されることがないのですが、
ギターソロを研究する上では、ギタリスト必携の一枚に挙げるところです。
奏法や技術的なところでは、特筆すべきところは少ないですが、
ギターという楽器を知り尽くした感のあるフレージングや、
メロディーセンス、ソロ全体の構成力の完成度が非常に高いです。
ベテラン勢の Larry Carlton や Jay Graydon のソロが素晴らしいのは言わずもがな、
特に注目したいのは、当時は無名の新人だった Eric Johnson。
アルバム最後の「Minstrel Gigolo」で披露する長いソロは、
ベテラン勢に負けない完成度です。
広い音域を巧みに使うメロディは他に類を見ないし、
絶妙なタイミングでオクターブのダブリングになるところは、もはや感動的です。
また、当の Christopher Cross もなかなかどうして、
印象に残るドラマティックないいソロをプレイしています。
透き通るボーカルばかりが注目されがちな彼ですが、
「ギタリスト Christopher Cross」も侮れないです。

演奏ばかりを取り上げましたが、楽曲も素晴らしい曲ばかりで、
当然のことながら、ギタリストじゃなくとも十分に楽しめます。
全体的にはカリフォルニアの青い空、ヤシの木、といった雰囲気です。
名曲「Sailing」は、文字通りヨットの上で波に揺られながら聴きたいし、
個人的に好きな「Spinning」は、南国のホテルのプールサイドで、
デッキチェアに横たわってカクテルを飲みながら聴きたい。
(そんな裕福なことしたことないけど・・・)
そう考えると、なんともゴージャスなアルバムですね。
そんなシチュエーションを簡単に実現できない人は(自分も含め)、
このアルバムを聴きながら、そんな場面を夢想しましょう(笑)


テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

Rock&Pop Albums | 14:00:04 | Trackback(0) | Comments(4)
Nicolette Larson - Nicolette
Nicolette

Nicolette

  • アーティスト: Nicolette Larson
  • 出版社/メーカー: Wounded Bird
  • 発売日: 2005/2/15
  • メディア: CD
前回紹介した Eddie Van Halen は、数こそ少ないけど、
いくつかのアーティストの作品で彼ならではのギターを披露しています。
今回紹介するアルバムもその一つ。
今は亡きカリフォルニアの歌姫、
Nicolette Larson (公式ウェブサイト)のデビューアルバムです。

彼が参加しているのは 4 曲目の「Can't Get Away From You」。
実は、曲のクレジットには彼の名前はなく、
「Lead Guitar: ?」 となっています。
よって、Eddie Van Halen であることのウラはとれないのですが、
彼のプレイを知る人なら、これは 「Eddie」と断言するでしょう。
決して派手なプレイではないのですが、
ツボを押さえたセンスと、彼ならではのフレージング、
これはまがいもなく、「Eddie」です。

初期 Van Halen をプロデュースした Ted Templeman が、
このアルバムのプロデューサーだったことを考えれば、
彼がアルバムの収録中に、たまたま居合わせた Eddie に、
「ちょっと弾いてみてよ」
などと、遊び心からギターを弾かせたところ、
アルバム内で違和感がなかったから、
ノーギャラでそのまま使うことにしてしまった・・・
そんなストーリーがあったのではないでしょうか。
気さくで寛大な Eddie ならありそうな話です。
(あくまでも想像です)

さてさて、肝心の Nicolette Larson。
カリフォルニアの青い空が似合いそうな、
爽やかで透き通るような声が、彼女の大きな魅力。
ゆったりとしたポップス、ロック調の曲、カントリー系など
バラエティ豊かな楽曲をのびのび歌っている感じで、
今でいう「癒し系」ボーカルといえそうです。

彼女の最大のヒットとなった Neil Young のカバー、
「Lotta Love」も収録するこのアルバムは、
彼女の代表作としてファンの間では根強い人気があるようです。
ワーナーの敏腕プロデューサー Ted Templeman と、
多くの ウエストコースト系ミュージシャンのサポートを得て、
全体的に質の高いアルバムに仕上がっています。
洗練されたアレンジのオリジナル曲に加え、
Sam Cooke のカバー「You Send Me」や
J. D. Souther の名バラード「Last In Love」も秀逸の出来です。

もう彼女の新たな歌声が聴けないのは、まったくもって寂しい限りです。
ちなみに、トップのリンクでは試聴ができないのでこちらで試聴してください。
またこちらのリンク先は在庫切れなので、購入はトップのリンクでお願いします。

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

Rock&Pop Albums | 00:51:08 | Trackback(0) | Comments(4)

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