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Penguinland

Author:Penguinland
音楽好きで好奇心旺盛ペンギン。
ここでは音楽を語り、
A Penguin Talking Out では
好奇心の趣くまま綴っています―

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"Weird Al" Yankovic - Ultimate Video Collection
Ultimate Video Collection

Ultimate Video Collection

  • アーティスト: Weird Al Yankovic
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2003/11/4
  • メディア: DVD
「このアルバムはスゴイ」「名盤です!」などなど、
アルバム紹介も少々単調になってしまいつつあるので、
息抜きがてらに、"Weird Al" Yankovic(公式ウェブサイト)の DVD の紹介です。

音楽のプロモーションビデオが流行り始め、
MTV が開局したのが 80 年代初頭のこと。
Michael Jackson、Madonna、そして前回紹介した Prince あたりが、
積極的に凝ったビデオを制作するなどして、一気に MTV 時代を迎えます。
その副産物的な存在となったのが "Weird Al" Yankovic。
Michael Jackson を中心とした人気アーティストの歌を取り上げ、
歌詞とビデオをパロディ化し、一躍人気を集めました。

Al Yankovic は、元々はポルカなどを演奏していたアコーディオン奏者。
The Knack の My Sharona のパロディ My Bologna と、
Queen のヒット曲 Another One Bites the Dust のパロディ
Another One Rides the Bus を大学在学中に自主制作し、
それがラジオでオンエアされて人気を集めました。
そして、彼の名を世界的に有名にしたのは、
なんといっても Michael Jackson のヒット曲のパロディ。
Thriller 収録の Beat It のパロディ Eat It が原曲の知名度もあって大ヒットします。
原曲のプロモビデオを細部にまでこだわってパロディ化したビデオが秀逸で、
日本でも大人気を博しました。
続いて、Madonna の Like a Virgin、Dire Straits の Money for Nothing、
Michael Jackson の Bad、James Brown の Living in America など、
80 年代を象徴するヒット曲のパロディを次々に発表し、
一躍エンターテイメント界のトップに踊り出ました。

80 年代末以降の彼の活躍はあまり知られてないかもしれませんが、
M.C. Hammer、Nirvana、Red Hot Chili Peppers、Extreme、
そして最近では Eminem などの曲のパロディもやっていて、
割と精力的に活動しているようです。
この DVD は 2003 年までの彼のヒット作品を網羅しており、
この一枚があれば、彼の魅力を十二分に堪能できます。

歌詞とビデオのダブルパロディは本当によくできています。
その面白さは、原曲と比べてこそわかります。
我々日本人にとっては、歌詞については直には伝わりにくいので、
原曲とパロディの歌詞を見比べて聴くのがおススメ。
よくもまぁ、こんなにうまく言葉をはめ込んだなと感心します。
特に Bad のパロディの Fat の出来は秀逸で、
歌詞のシュールさだけでも笑えてきます。
もちろん、ビデオも原曲と比べて見るのがベスト。
「この部分がこう変わっているのか」と分かると面白さ 2 倍です。

この DVD の中では、Beat It や Fat もいいけど、
UHF という曲がスゴイ。
UHF という彼が主演のパロディ映画からの映像が編集されており、
数多くのアーティストのパロディを次々に展開します。
Prince、Guns n' Roses、George Michael、ZZ Top、
Peter Gabriel、Billy Idol、Beatles などなど。
これだけの芸の引き出しがあるというのはすごいことです。
これも才能ですね。

彼の映像は YouTube でも多数見ることができます。
またこちらでは、Eat It と Fat の歌詞とその和訳を掲載しています。


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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

Rock&Pop Albums | 02:02:23 | Trackback(1) | Comments(4)
Prince - Sign 'O' the Times
Sign 'O' the Times

Sign 'O' the Times

  • アーティスト: Prince
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD
"Help Me, I think I'm falling" と、
前回紹介した Joni Mitchell のヒット曲 Help Me のサビを、
自分の曲に引用した人、Prince (公式ウェブサイト。現在閉鎖中)の紹介です。

Joni Mitchell のファンと公言する彼も、
Joni と同様に非常に幅広い音楽世界を持つアーティスト。
R&B やファンクを軸に、あらゆる音楽ジャンルをのみこみ、
個性的な "Prince Music" に仕上げるのが彼のスタイルです。
彼の音楽の真骨頂は、時に見せる斬新な楽曲。
従来のポピュラー音楽の固定概念をとっぱらい、
ゼロベース思考で生まれた新しいアレンジは、
従来のどの音楽にも似ていないスタイルながらも、
アヴァンギャルドな世界に超越してしまうことなく、
一般大衆にも受け入れられる親しみやすさも兼ね備えています。
その圧倒的なセンスの高さは、
Jazz の帝王 Miles Davis さえも唸らせました。
一連のヒット曲を振り返るだけでも、
彼の高い才能を伺い知ることができますが、
彼の本当の天才ぶりは、アルバム全体にこそ詰まっています。

1978 年のデビュー以来の彼のキャリアの中で、
特に天才ぶりを発揮したのは、80 年代。
特に 2 枚組で1987 年にリリースされたこのアルバムは、
彼の発想の豊かさが凝縮された高密度な内容で、
多くのミュージシャンやコアな Prince ファンが
必ずといっていいほど「名盤」として挙げる作品です。
メロディセンスはさることながら、すごいのはアレンジの完成度。
全体的に比較的シンプルなアレンジが施されていながら、
全 16 曲の中に同じ構成のアレンジは一つとしてなく、
多彩な音楽スタイルを高い完成度で聴かせてくれます。
完成度の高い作品として前に紹介した Steely Dan の Aja は、
ハーモニー、演奏力が繊細かつ高密度のアレンジでしたが、
こちらは、必要最低限の音と絶妙な空間が特徴。
各楽器の音の作り込みは、かなりラフではありながら、
曲中では見事にマッチし、存在感を浮き立たせています。

Prince の曲は、2 小節のパターンを延々と繰り返しながら、
多彩なメロディやフレーズを展開する手法がよく使われますが、
このアルバムのほとんどの曲も、同様の手法で作曲されています。
このアルバムを象徴しているかのようなタイトル曲では、
ちょっと聴くと音がスカスカのパターンなのに、
展開されるフレーズやメロディが重なってくると、
そのパターンが色々な表情を持ち始めます。
ハードなギターリフとSheela E. のソリッドなドラムのパターンをベースに、
Sheena Easton とデュエットしてヒットした U Got the Look、
ラップ的な要素が詰まったファンクの Housequake、
シンプルなピアノリフで展開する小曲の Starfish and Coffee、
ギターコードの繰り返しで壮大に展開する The Cross など、
多彩な音楽スタイルで、あらゆるフレーズを展開させる構成力は、
凡人にはとても真似できるものではありません。

この他、キャッチーなロックチューンの Play in the Sunshine や
I Could Never Take the Place of Your Man、
ロッカバラードの Slow Love やゴスペル的な Adore などの、
素晴らしいメロディセンスも見逃せません。
また、Disc 1 の最後の曲、Forever in My Life は、
楽器を抜きに抜いた結果、ほぼドラムと歌のみとなった曲。
(地味なシンセ音と、曲の最後に僅かにアコギが入りますが)
普通にベース、ギター、キーボードを入れた構成も想像つきますが、
あえてこのスタイルを選択して、この曲の本質をみせたところに、
彼の非凡な才能が伺えます。

最後になりましたが、Joni Mitchell の曲を引用した曲が、
The Ballad of Dorothy Parker。
ジャズ的な要素を取り入れながらこぢんまりした音空間を作り、
アンニュイな雰囲気を醸し出している曲です。
曲のストーリーの中で、
ラジオから Joni Mitchell の 「Help Me」が聴こえてくる、
という設定で、その曲のメロディが挿入されるわけですが、
同曲を知らない人には、挿入されたことも分からないほど、
曲に溶け込んでスムーズにメロディが流れていきます。
色々な意味で不思議な曲ですが、
こういう音の「絵」は、広い世界といえども彼しか描けないでしょう。

この作品には、同名のライブ映画があります。
プリンス サイン・オブ・ザ・タイムス

プリンス サイン・オブ・ザ・タイムス

  • タイトル: プリンス サイン・オブ・ザ・タイムス
  • アーティスト: プリンス
  • 出版社/メーカー: パンド
  • 発売日: 2006/2/25
  • メディア: DVD
若干のストーリーを盛り込んだ疑似コンサートの映像ですが、
アルバムのほとんどの曲がバンド演奏で生まれ変わっており、
演出のユニークさも手伝って、必見モノです。
特に、Housequake、It's Gonna Be a Beautiful Night では、
ジャズにも精通したミュージシャン達のグルーヴが最高です。
Prince 自身も、ライブを通してギター、キーボード、ドラムを演奏するほか、
彼ならではのすごいダンスパフォーマンスも披露します。
本当に、才能の固まりみたいな人ですね。


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Rock&Pop Albums | 01:16:45 | Trackback(1) | Comments(2)
Joni Mitchell - Court and Spark
Court and Spark

Court and Spark

  • アーティスト: Joni Mitchell
  • 出版社/メーカー: DCC
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD
早々と 2 度目の登場となった Joni Mitchell の紹介です。
まだ紹介してないアーティストが山ほどいるとはいえ、
彼女の歴史は長く、彼女の音楽世界は広いので、
再度登場させてもいいかなと思いました。

以前紹介した Shadows and Light は、
豪華ミュージシャンを迎えたライブアルバムをもって、
ジャズやフュージョンに傾倒していた時期を締めくくった作品。
対して、その時期の始まりを飾ったのがこのアルバムです。
締めくくったときのバンドは前代未聞の強者バンドでしたが、
スタートしたバンドも Tom Scott の名の下に集った強者ばかり。
前回紹介した Crusaders から、Joe Sample、Wilton Felder、
そして Larry Carlton の名も。
このバンドは後の Tom Scott & the LA Express の母体となり、
Crusaders と同様にフュージョンの急先鋒として活躍します。

Joni Mitchell はフォークシンガーとしてデビュー。
デビュー当時は、ピアノやギターの弾き語りが中心で、
素朴でみずみずしい表現の曲と歌が魅力でしたが、
このアルバムで、ロック、ソウル、ジャズの要素を取り入れます。
バックバンドにはフュージョン系のミュージシャンを起用した上、
初のカバーとしてジャズナンバーの Twisted を収録。
コード楽器なしのバックで堂々とした歌いっぷりは素晴らしく、
作曲、ボーカルともに音楽性の幅を一気に広げました。
その結果、このアルバムは商業的にも飛躍。
Raised On Robbery、Help Me、Free Man In Paris と
3 曲のヒット曲を生み出しました。
これまでは、映画のサントラ、他アーティストのカバーなどで、
彼女自身よりも彼女の曲の方が有名、という時期もありましたが、
このアルバムで、ロックの世界で存在感を高める結果となりました。

とにかく、バックの強者ミュージシャン達のプレイが素晴らしい。
全曲を通して Larry Carlton のオブリガートの完成度が高く、
ボリューム奏法などを駆使して素晴らしいサウンドを生み出しています。
ボーカルの邪魔をしないながらも存在感のあるフレーズは、
完璧といっても過言じゃないと思えるほど見事です。
彼のギターと並んで素晴らしいのは、Tom Scott のホーン。
多くの曲で色々な表情を見せていますが、
特に Help Me のフルートとサックスは非常にユニークで、
曲を特徴づける存在感を出しているし、
Down to You でのスケールの大きいクラシカルなアレンジは、
メロディもそのオーケストレーションも聴きどころ満載です。
Joe Sample のエレピは全体的に控えめではありますが、
Troubled Child のサビでプレイしているカウンターメロディ(副旋律)が、
とても印象的で素晴らしいです。
Free Man In Paris では、David Crosby と Graham Nash が参加。
彼らならではの印象的なコーラスを聴かせてくれます。

これだけ多くの個性的なミュージシャンに支えられながらも、
メインはやはり、Joni が歌うメロディ。
デビュー当時から変わらない素朴で印象的な美しいメロディーは、
ロック、ソウル、ジャズ、クラシカルとあらゆるスタイルの中でも、
彼女の個性となって一貫して前面に出ているのは、スゴイの一言。
どの曲も珠玉のごとく輝いているので、全曲が聴きどころです。
彼女の数ある作品の中でも、絶対に外すことのできない傑作ですね。


テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

Rock&Pop Albums | 02:12:02 | Trackback(0) | Comments(2)

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