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音楽好きで好奇心旺盛ペンギン。
ここでは音楽を語り、
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Steely Dan - Aja
Aja

Aja

  • アーティスト: Steely Dan
  • 出版社/メーカー: Mobile Fidelity
  • 発売日: 11/23/1999
  • メディア: CD
世の中には名作と呼ばれる作品が結構あります。
その中でも特に注目すべき「名作中の名作」というアルバムが、
今回紹介する Steely Dan (公式ウェブサイト)の作品。
ジャズからロックまでを含めた「ポピュラー音楽の歌曲」という範疇で、
リズム、メロディ、ハーモニーとあらゆる要素を極限まで昇華させたとき、
いきついた答えの一つがこの音楽といっても過言ではないでしょう。
作曲、アレンジ、演奏においても至高の完成度であることから、
多くのアーティストから絶大な支持を得ている超名作です。
芸術性の高い作品はマニア志向に陥りやすい傾向がありますが、
大衆性も十分兼ね備えているのが、この作品のスゴイところです。
アルバムからの 3 曲のスマッシュヒットがそれを証明しています。

ソングライターの Donald Fagen と Walter Becker が結成した Steely Dan は、
デビュー当初は、バンド形態でアルバム制作とライブ活動をしていましたが、
70 年代中盤にライブ活動を停止し、アルバム制作のみに専念し始めます。
それを境にバンドメンバーは次々に離脱し、
当初の Fagen と Becker のユニットグループとなります。
これが 4 作目の Katy Lied の頃。
折しもジャズ界は、ロックとの融合を図ってフュージョンが台頭してきた時期。
ジャズ好きな彼らは、ジャズ系ミュージシャンを積極的に起用して、
ロック側からジャズとの融合を図り、楽曲、演奏の完成度を追求し、
彼ら独自の音楽制作スタイルを確立します。
このアルバムは、5 作目の Royal Scam を経て 6作目。
完成度を究極にまで高めた上、商業的成功もピークに達します。

一流ミュージシャンを惜しげもなく使うので、ゲスト陣は超豪華。
LA 系一流ギタリストの Larry Carlton、Lee Ritenour、Jay Graydon など、
鍵盤では、後に「Christopher Cross」のプロデュースをした Michael Omartian、
The Crusaders の Joe Sample、多芸な Victor Feldman、
ベースには職人 Chuck Rainey、ドラムは Steve Gadd や Bernard Purdie、
ホーンでは、バンド The LA Express を率いて名を馳せていた Tom Scott が、
Sax で参加した上、ホーンセクションのアレンジも担当。
そして Weather Report の中核人物、Wayne Shorter という大物までもが登場。
結果的に、わずか 7 曲の収録曲に 約 30 人ものゲストが参加しています。
作品の完成度を高めるために、同じ部分を数人のミュージシャンに弾いてもらい、
気に入らないテイクは容赦なくお蔵入りさせるという徹底ぶりだっため、
実際にレコーディングに立ち会ったミュージシャンは、さらに多いようです。
一番のヒット曲 Peg では、Walter Becker 自身が弾いたソロも含め、
7 人のギタリストに弾いてもらったテイクを全てお蔵入りにし、
前回も紹介した Jay Graydon のソロを採用するに至ったらしいですが、
それだけに、これ以上ないぐらい素晴らしい仕上がりのソロになっています。

収録曲は R&B をルーツにした楽曲をベースに、
ピアノやエレピ、クリーンギター、ホーンセクション、コーラスなどで、
複雑なハーモニーを多用してジャズの味付けを施し、
密度の高い楽器のソロパートを挿入するのがこの作品の一貫したスタイル。
コード進行も一ひねり二ひねりしているので、
何度聴いても飽きのこないスルメイカのような味わいがあります。
どの曲も非の打ち所のない曲ばかりで、全てが聴き応えありますが、
あえて挙げるなら、タイトル曲の Aja と Deacon Blues は必聴。
特に 8 分近くある Aja は、歌部分のメロディー、アレンジはもちろん、
後半のインスト部の緊張感あふれる演奏が素晴らしく、
テナーサックスの Wayne Shorter とドラムの Steve Gadd が聴きモノ。
縦横無尽に暴れる Steve Gadd に Wayne Shorter が見事に応えています。
Deacon Blues は、イントロで登場するコード進行とハーモニーと、
Larry Carlton と Lee Ritenour のギターのオブリガードに注目。
彼らにしかなしえない、とてもお洒落なサウンドを生み出しています。

この最高傑作については、まだまだ語り尽くせない部分がありますが、
あまり多くを語ってみてもしょうがないので、他のサイトやメディアに委ねます。
特に、Classic Albums というシリーズの DVD が必見です。

Aja

Aja

  • アーティスト: Alan Lewens、 他
  • 出版社/メーカー: Image Entertainment
  • 発売日: 3/28/2000
  • メディア: DVD

彼らが数人の参加ミュージシャンと登場し、
レコーディング時のエピソードやスタジオライブを披露しています。
彼らが、当時の音源テープを再生しながらミキサーを駆使し、
Peg のお蔵入りしたギターソロなどを流すシーンなど、かなり見応えがあります。
この作品が好きな人は楽しめることうけあいなので、ぜひ見ましょう!
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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

Rock&Pop Albums | 01:27:31 | Trackback(0) | Comments(4)
コメント
次はこのアルバムが来ると思ってましたよ(・∀・)
「超」が付く程の名作ですね。
彼らのアルバムでは、これとGauchoが最高だと思ってます(^^)
Pegのギターソロも素晴らしいですが、Kid Charlemagneの
カールトンのプレイも素晴らしかったなあ。アルバム違うけど。
2006-07-03 月 07:27:02 | URL | カブリエル [編集]
文句ナシにカッコイイ!!
イベントが終わって、やっと気分的に余裕ができたので、心地よい疲労感の中、のんびり"Aja"を聴きました。

久々のスティーリー・ダンでしたが、完成度が高く、洗練されていて、文句ナシに、カッコイイな~。。。
どの曲も、ほんとうに素晴らしいですよね!
そういうメンツだったかぁと、改めて確認しながら聴きましたよ^^;
(Pegのバックコーラスでは、出たなマイケル・マクドナルド!こんだけ存在感のあるボーカルも珍しいな、などと思いつつ・・)

楽曲的には、ラストのJosieなんかも、大好きです♪
2006-07-09 日 19:15:14 | URL | a tempo [編集]
カブリエルさんへ
先を読まれてたようですね(^^;
もはや次も読まれてるかもしれませんね。

白状すると、自分は僅差ながら Aja より Gaucho の方が好きだったりします。
そちらの紹介はまたいずれします。
Aja の前作 Royal Scam の Kid Charlemagne ですね。
あのソロは確かにカッコいいですね!
2006-07-10 月 01:51:38 | URL | Penguinland [編集]
a tempo さんへ
Michael McDonald・・・、彼の名前を入れておくのを忘れました(^^;
確かに Peg の Michael McDonald は存在感ありますよね。
彼じゃないと出てこない味のコーラスで、素晴らしいです。

紹介した DVD でも Michael McDonald が出てきて、
Peg のコーラス収録時のエピソードなど話してくれます。
1人でコーラスを多重録音しているのですが、
それぞれの音がすごく近いので難しかった(音楽用語でいうクローズドボイシングですね)、
と語っていたのが印象的でした。

Josie も大好きな曲ですね。
その昔、私があるアマチュアセッションにベーシストとして参加したときに、
演奏したことがある曲なので、ちょっとした思い出にもなっています。(^^)
既出の DVD では、 Josie は Steely Dan の中では 「我々の中心に位置する曲」とその重要性を語っていました。
2006-07-10 月 02:07:50 | URL | Penguinland [編集]
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