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音楽好きで好奇心旺盛ペンギン。
ここでは音楽を語り、
A Penguin Talking Out では
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Donald Fagen - Morph the Cat
Morph the Cat

Morph the Cat

  • アーティスト: Donald Fagen
  • 出 版社/メーカー: Reprise / Wea
  • 発売日: 2006/03/07
  • メディア: CD
前回紹介した Steely Dan の中心人物、Donald Fagen (公式ウェブサイト) は、
今年の 3 月、13 年ぶりにソロアルバムの新作をリリースしました。
今回はその新作の紹介です。

Steely Dan と Donald Fagen の最高傑作といえば、
前回紹介した Aja、Gaucho、Donald Fagen 名義の The Nightfly の 3 作で、
いずれもポピュラー音楽史上でも名作との誉れ高い作品ですが、
3 作以降のアルバム、つまり Donald Fagen の 2 作目 Kamakiriad、
Steely Dan 名義の Two Against Nature、Everything Must Go は、
いずれも素晴らしい作品ながらも、超名作の前 3 作を越えるものではない、
というのが一般的な見解じゃないでしょうか。

そしてこの新作。
Everything Must Go などの最近のアルバムの延長上ながらも、
一部で Aja 以前のアルバムに収録されていそうな曲もあったり、
ゆったりしたリズムでじっくり聴かせる曲が増えたりと、
方向性に少し変化が見られます。
アルバムのテーマが「死」ということもあり、
全体的に哀愁味を帯びた味わい深い曲が並びます。
楽曲、アレンジは、もはや彼のみが成し得る円熟の極致の域。
繊細で緻密な仕上がりはいつにも増して素晴らしく、
聴く度に新たな発見があります。
私の個人的評価では、The Nightfly 以降の作品の中では一番の出来で、
異なる方向性ながらも、Aja などの超名盤に近づいた名作だと思います。

分厚いコーラスが印象的なアルバムタイトル曲や、
キャッチーなサビが覚えやすいシングルカット曲 H Gang もいいですが、
一番の聴きどころは 5 曲目の The Great Pagoda of Funn。
7 分半以上の大曲で、Aja や Gaucho に収録されてもよさそうな作風で、
ゆったりとしたリズムと味わい深いメロディが素晴らしいです。
白玉のホーン、さりげないヴィブラフォン、分厚いコーラス、ツボを押さえたピアノで、
ジャジーなハーモニーが曲に溶け込む様は、正に Fagen ワールド。
ミュートトランペットとギターのソロも素晴らしく、何度も聴きたくなる曲です。
この曲と同系列に並ぶ 7 曲目の The Night Belongs To Mona も素晴らしいです。
やはり、何度も聴けるスルメイカのような味わいが最高です。

多くの一流ミュージシャンを惜しげもなく起用する彼ですが、
今作と Steely Dan の前作 Everything Must Go で参加してるドラマーは珍しく 1 人。
その彼らの絶大な信頼を得ているのが Keith Carlock。
繊細な小技ですごく気持ちのいいグルーヴを繰り出しています。
今は亡き天下のグルーヴマスター、
Jeff Porcaro に勝るとも劣らないドラマーじゃないでしょうか。
たまに出てくるフィルインも、地味ながらツボを押さえたプレイ。
Aja の Steve Gadd など、派手ドラムが好きな私にとっては、
もう少しバリエーションのあるパターンやフィルが欲しいところですが、
これはプロデューサー側の抑制なのでしょうか・・・?
個人的には、もっと聴かせるプレイを披露して欲しい・・・。

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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

Rock&Pop Albums | 23:33:44 | Trackback(0) | Comments(6)
コメント
いわゆる、アダルトコンテンポラリーってやつでしょうか?
新作が出たんですね。
聴いてみようかなあ。。
2006-07-18 火 18:06:13 | URL | noodles [編集]
図書館に置かれる日を楽しみにしております(^^)
2006-07-18 火 22:58:15 | URL | カブリエル [編集]
ジャンプ!?
ホップ・ステップ・ジャ~~ンプ!!
といきたいところですが、昔を掘り起こしてばかりで、新作は全く・・・。

あの頃聴いたアーティストが、まだまだ頑張ってくれている、というのは、本当にうれしい限りです。

あ、ビリー・ジョエルが来ますよねぇ。。。
聴きに行きたいと思っています。(笑)
2006-07-19 水 10:58:06 | URL | a tempo [編集]
noodles さんへ
確かにアダルトコンテンポラリーと分類されることが多いですが、
このジャンルはあまりに範囲が広すぎだと感じています。

わたしは、Steely Dan はフュージョンボーカルと捉えてます。
ロックボーカル、ジャズボーカルというジャンルがあるのに、
フュージョンボーカルという言葉は聞きませんが、
Steely Dan の音楽を表すにはちょうどいい言葉じゃないでしょうか。
他のファンの方はどうお思いでしょうか・・・。

ぜひ聴いてみてください!
場合によってはすぐには気に入らないかもしれませんが、
聴いていくうちにハマってくるかもしれません。
2006-07-23 日 02:14:11 | URL | Penguinland [編集]
カブリエルさんへ
図書館は音楽好きにはたまらないですよね。
自分も少し前はよく利用してました。
最近は忙しさもあって遠ざかってますが・・・。
2006-07-23 日 02:16:18 | URL | Penguinland [編集]
a tempo さんへ
自分も同様に新作は苦手です。(^^;
ここで紹介しているのもほとんど昔の作品ばかり。
ベストヒットUSA(民放でもやってますよー。すごく深夜ですが)をたまに見ますが、
今のチャートに出てくるアーティストが全然わからない上、
好奇心の強い私でも、あまり興味がわかなかったりします・・・(^^;
今の POP&ROCK ってなんだか商業的にすぎるんですよねー。

Billy Joel が来るという話、どっかで読みました。
彼の昔の作品はもちろんよく知ってますが、
最近のはやはりとんと知らなかったりして・・・(^^;
ピアノ曲を出したというところまでは知ってるのですが・・・。
Billy Joel の作品もいずれここで語るつもりです!
2006-07-23 日 02:27:02 | URL | Penguinland [編集]
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