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音楽好きで好奇心旺盛ペンギン。
ここでは音楽を語り、
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Deep Purple - In Rock
In Rock: 25th Anniversary

In Rock: 25th Anniversary

  • アーティスト: Deep Purple
  • 出版社/メーカー: Emi
  • 発売日: 2002/2/25
  • メディア: CD
3 大ギタリスト」談義で挙げた「ブリティッシュロック 3 大ギタリスト」に、
真っ先にツッコミを入れたくなるのが Ritchie Blackmore 本人と、
そのファンじゃないでしょうか。
実際、その「3 大ギタリスト」と劣らない影響力があったギタリストだと思います。
その影響力にはいくつかの要素があります。
まずは、速いギターソロで「速弾きギター」の元祖的存在になったこと。
また、ギターソロといえばほとんどがブルースをベースにしたモノだった当時、
いち早くハーモニックマイナーなどを取り入れて、
ロックギター表現の可能性を大きく広げた、というのも重要なポイントです。
そしてなによりも、Led Zeppelin のデビュー作で登場した新しい音楽性を取り入れ、
自身のバンド・Deep Purple で Led Zepplin とは似て非なるものを生んだ功績は、
後のハードロックやヘヴィメタルなどのジャンルが形成されていく過程で、
多大な影響を及ぼしました。
彼を抜きにブリティッシュロックは語れない、といっても過言ではないでしょう。

ここ数枚のアルバム紹介でコトの始まりについて語りましたが、
このアルバムも同様、Led Zeppelin のデビュー作に並んで
ハードロックやヘヴィメタルの幕開けを飾る作品と言えます。
デビュー直後の 3 作品(「第一期」と呼ばれる)は、
サイケポップ調だったり、プログレッシブ的だったりと、
一般的に知られている Deep Purple のイメージとはかなり趣を異にする音楽性でした。
そこに Led Zeppelin の衝撃的なデビュー作が登場します。
これに感化された Ritchie Blackmore が、ハードロックへの方向転換を提案しますが、
クラシックを融合する音楽路線を志向するキーボードの John Lord が反対します。
そこで妥協案として、一度 Ritchie Blackmore に主導権を預けてアルバムを制作し、
ファンの反応をみようか、ということになりました。
こうして完成したのがこのアルバムで、商業的にも音楽的にも大当たりし、
Deep Purple はハードロックの雄ともいえる存在となるわけです。
この時もしも John Lord が自分の考えを曲げず妥協案を認めていなかったら・・・、
Deep Purple はプログレッシブロックの代表格になっていたかもしれませんし、
後に Ritchie Blackmore が脱退して結成した Rainbow の登場も、
かなり早まったかもしれません。
そう考えると、このアルバムの登場は非常にドラマティックともいえますね。
また、「In Rock」というアルバムタイトルも
彼らの気合の入れようが伝わってきて、ドラマ性を盛り上げているように思います。
アメリカの名所・マウントラッシュモアをパロディ化したジャケットも、
よくよく考えてみれば、「in Rock」にちなんで自分たちを「岩」に埋め込んだわけで、
こういうエスプリが効いたデザインは、個人的にとても好きですね。

アルバムは Speed King で幕を明けます。
強烈なインパクトのリフと新加入の Ian Gillan のボーカルがすぐに始まり、
その名の通り速いテンポと高いテンションで、怒涛のごとく流れていきます。
「Led Zeppelin に負けないぞ」という気合がひしひし伝わってきます。
長いソロパート(間奏)も非常に凝った構成でドラマティック。
一旦テンションを下げてから、オルガンとギターが掛け合い、
次にハモリギターで聴かせながら、徐々にテンションが上げていくのが絶妙ですね。
新生 Deep Purple 登場に相応しい強力な曲といえます。
Bloodsucker は、単音構成のリフやハイトーンを強調したボーカルにみられるように、
どちらかというと、Led Zeppelin の影響を色濃く残している曲です。
Ian Gillan の「ナンナンダー!?」というシャウトが、すごいインパクトです(笑)。
続く 10 分以上の大曲、Child in Time はこのアルバムの一番の聴きどころ。
音楽要素としてはシンプルなものですが、編曲によってあらゆる展開をみせ、
レンジの広いボーカルと情緒的なオルガン&ギターのドラマティックな演出は、
クラシカルな演奏を得意とする Deep Purple の真骨頂といえるでしょう。
ブルース臭が最小限となった一方でクラシカルな要素が強調されている点は、
多彩な音楽を取り込みながらもブルースを基調とする Led Zeppelin とは、
一線を画した仕上がりとなっています。
Flight of the Rat はテンポの速いストレートなロック。
こちらも 8 分近くの長い曲で、各メンバーの長いソロが聴きどころです。
面白い音使いのオルガン、アーミングバリバリのギターソロ、
John Bonham とはまた違ったスタイルの Ian Paise のドラムソロまで聴けます。
Into the Fire も Bloodsucker と同様に Led Zeppelin の影響を残す曲。
ちなみにヴァース部のバック演奏が Jimi Hendrix の Purple Haze っぽいです。
(ちょっくら拝借したかな?笑)
Living Wreck は、Roger Glover のベースと Ian Paise のドラム に注目したい。
16 分音符の裏打ちも入るドラミングに、ブンブン鳴るベースが気持ちよく絡んでます。
最後は、Hard Lovin' Man またも 7 分を超える大曲。
16 分音符でジャンジャカと刻むギターが終始続くのが特徴です。
ソロパートでは、パトカーを模したフレーズも飛び出す変な(?)オルガンソロの後、
ハモリながら速いパッセージを繰り出すギターソロが強力です。
当時多くのギターキッズを虜にしたのではないでしょうか。
切れてしまったようなエンディングのギターも強烈ですね。
もしもリアルタイムでこれを聴いたら、衝撃を受けていたと思います。

当時発表のオリジナルアルバムは以上の 7 曲ですが、
アルバムのプロモーションとして発表された名曲を忘れてはなりません。
最近は某缶コーヒーの CM でもかかっている Black Night です。
ここで紹介している 25 周年記念盤にはボーナストラックとして収録されています。
一度聴いたら忘れられないカッコいいリフが印象的な曲で、
ヨーロッパでもアメリカでも、そして日本でも大ヒットを記録しました。

ギター主体のハードなサウンド構成は Led Zeppelin と同路線上といえますが、
John Lord のクラシカルなハモンドオルガンが個性的なサウンドを形成しているし、
Ritchie Blackmore のギタースタイルは Jimmy Page とは異なり、
ハードロックの定番となった刻みのバッキングや、
ハモリを生かしたソロやオブリガートを多用し、
Led Zeppelin とは一味も二味も違うハードロックを形成しています。
双方とも、日本では 3 大ブリティッシュハードロックバンドと呼ばれるに至ってます。
もう一つのバンドについては、またいずれ。

なお、上記のリンク先では全曲試聴ができません。
全曲試聴されたい場合は以下へどうぞ。
彼らのライブの名作「Made In Japan」との合盤で、
Black Night のライブバージョンも聴けます。

Deep Purple in Rock...

Deep Purple in Rock...

  • アーティスト: Deep Purple
  • 出版社/メーカー: Emi
  • 発売日: 2006/10/16
  • メディア: CD
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Rock&Pop Albums | 23:50:00 | Trackback(0) | Comments(5)
コメント
イン・ロックは、とにかく当時ジャケが新鮮でしたね~♪
2007-05-14 月 16:59:01 | URL | noodles3 [編集]
noodles さんへ
>イン・ロックは、とにかく当時ジャケが新鮮でしたね~♪

当時も反響があったんですね!
私がリアルタイムでLP盤をゲットしていたら、
部屋に飾っていたかも、と思わせるジャケットです(^^)
2007-05-15 火 01:25:21 | URL | Penguinland [編集]
Child in Time@YouTube
Child in Time のビデオを見つけたのでリンクを貼り付けておきます。

http://www.youtube.com/watch?v=1KnTAdfdcWI
2007-05-15 火 01:26:42 | URL | Penguinland [編集]
ジョン・ロード
高校時代に一番一生懸命聴いたのが、
このパープルでした。
Zepも並行して聴いてもちろん好きでしたが、
パープルにより惹かれたのは、
ジョン・ロードが弾くキーボードのフレーズに、
クラシカルなところがあったからなのだと思うわけです。^^v
まずあのBurnで虜になってしまいました(笑)
2007-06-03 日 21:19:08 | URL | a tempo [編集]
a tempo さんへ
>ジョン・ロードが弾くキーボードのフレーズに、
>クラシカルなところがあったからなのだと思うわけです。^^v

確かに John Load のオルガンはカッコいいですよねー。
ギターの存在も大きいですが、
このバンドはやはり John Load がいてこそのバンドですね。
2007-06-10 日 19:19:58 | URL | Penguinland [編集]
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