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音楽好きで好奇心旺盛ペンギン。
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Boston - Boston
Boston

Boston

  • アーティスト: Boston
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 10/25/1990
  • メディア: CD
今までのマニアックさはなんだったんだ!
と、いうぐらいメジャーなアーティスト Boston (公式ウェブサイト) の登場です。
「バロックとジャズの融合」といった、ちょっと濃い分野の音楽紹介から一変して、
今回はハードロックのメインストリーム作品の紹介。
といっても普通に紹介するつもりは毛頭なくて、一ひねりして紹介します。

注目はこのアルバムのジャケット。
前回紹介した Claude Bolling の一連のアルバムも手がけた、
Roger Huyssen のデザインが秀逸。
よく見ると UFO みたいな乗り物は、Ovation のギターのような形をしていて、
サウンドホールに当たる穴から青い炎を吐き、背板側には都市が見える。
爆発している星は地球だろうか?
都市を丸ごと収容した Ovation ギター型の UFOが、
爆発した地球を去り、他の星へ旅立つ・・・。そんな場面なんだろうか・・・。
もちろん、一番大きい UFO は、Boston の街を収容した UFO。
その後に他の UFO も続いているから、その中に TOKYO 号もあるのか・・・?
そんな想像はともかく、Boston のキーマン・Tom Scholz は相当な SF 好きらしいから、
このジャケットには、そんなストーリー背景を盛り込んでいるのかもしれない。
ちなみに、Roger Huyssen が生んだこのジャケットデザインのコンセプトは、
後の全ての Boston のアルバムに引き継がれています。
ちなみに、Roger Huyssen が手がけたのは、このアルバムだけのようです。

さて、アルバムの内容だけど、
あえてここで説明するまでもなく、ロックの名盤として評価されているのは有名。
1700万枚という売上を記録し、デビューアルバムの記録ではいまだに最高記録だからすごい。
俗に言う「衝撃のデビュー作」というやつです。
何が衝撃だったかというと、一にも二にもそのサウンド。
今聴いても色あせてない高品質のサウンドは、
発表された 1976 年当時は、誰もが度肝を抜かれたらしい。
全体に緻密で繊細にかけられたリバーブ、
ギターのディストーションサウンド、
多重録音を駆使したギターオーケストレーション、
いずれもが過去のハードロックとは一線を画すサウンドで、
後のハードロックサウンドに多大な影響を与えた。
このアルバムの後、Tom Scholz は 「Rockman」 というギターアンプまで作ってしまう。
(現在は生産してません。シリーズの一つ X100 はこちらで試聴可です)
これは、アンプからマイクを介さず直接ミキシング卓に音を通して、
収録する音に変化を及ぼす湿気などの不確実要素を排除するという、
いわばアンプシミュレーターというコンセプトを打ち出した画期的な発明。
そのコンセプトは、後のエフェクターなどの機材にも大きな変化をもたらし、
今では、ギタリストの間で定番にもなった LINE6 の POD シリーズにも、
Rockman のサウンドシミュレーターのコンセプトを引き継がれたわけだから、
いかに影響力をもった発明だったかがよくわかる。
さすがに、エンジニア系大学の最高峰、M.I.T を卒業しただけのことはあります。
インスタントカメラのポラロイド社を辞めて Boston を始めたらしいですが、
もしも彼がポラロイド社で働き続けていたら、POD は生まれてなかったかもしれません。

アルバムの話に戻りますが、
収録曲は他でも語られているように質の高い楽曲ばかり。
プログレ的な曲から大衆ウケしそうなバラードまで、多彩に並んでいます。
最近自動車の TVCM でも使われた名曲 More Than Feeling が有名だけど、
自分の好みは、3 曲目のドラマティックな Foreplay/Longtime かな。
アルバムの楽曲の良さのおかげか、素晴らしいサウンドのおかげか、
このアルバムは、その後ロックの世界を変えてしまいます。
サウンドを真似たようなアルバムが現れ始め、
Journey、TOTO といったバンドがメガヒットを繰り出すようになります。
「産業ロック」なる言葉さえ生まれました。
色々な意味で、ロックの世界を変えた革命的なアルバムとなりました。

だけど・・・、「産業ロック」の草分け的な存在ながら、
1978 年のセカンドアルバム以降の新作発表間隔は、なんと 8 年毎!
デビュー以来 30 年というベテランながらも、オリジナルアルバムは 5 枚のみ。
ひょっとしたら史上最高の寡作家じゃないでしょうか?
彼らが本当に「産業ロック」なら、もっと新作を出して音楽を「売る」ことに注力するでしょう。
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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

Rock&Pop Albums | 19:15:46 | Trackback(0) | Comments(0)
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